こんにちは、みやびです。
「投資初心者は少額から投資を始めましょう」
「投資初心者は●●●」
よく投資について書かれている本に出てくる「投資初心者」という言葉。いったいどこまでが「投資初心者」なのでしょうか?
✅投資を始めて1年くらい?時間を意味するのか。
✅投資を始めて100万円くらい?金額を意味するのか。
✅投資を始めて何回売買をしたか?回数を意味するのか。
どれも長く投資をしていくうえで経験するべき大事なことです。「投資初心者」を考えるとき、時間、金額、回数といった数字で一律に決められるものではないのかもしれません。
投資初心者が投資をしながら覚えるべきことは、株価が上がったり下がったりしても焦らないようメンタルを鍛えていくこと、市場から決して撤退しない(投資をやめない)ことだと思っています。
わたしの中で、つみたてNISAやiDeCoで毎月つみたてしている投資信託は、どちらかというと「投資」というより「定期預金」に近い感覚です。毎月コツコツ一定の金額をつみたてていく。それが現金ではなくて、投資信託になっただけ。そのため、「投資経験」を重ねている感覚がありません。まだみやび家での投資信託の合計額は230万円ほどです。投資信託の金額が変動しても、つみたててきた金額の増減をあまり感じません。そういったことから、投資に慣れた感覚がイマイチ持てません。
一方で株式現物(日本株)は「投資経験」を重ねるには、やってみるべき投資方法だと思います。現在みやび家の株式現物(日本株)は時価評価額で合計970万円ほどになりました。特に今年に入ってから日経平均上昇とともに、保有株価も上昇中です。1月にJR東海株を購入してからは、まったく株の購入や売却はしていません。ただ保有しているだけでも、株の時価評価額は毎日変動しています。マネーフォワードMEで気軽に確認できるので、毎日チェックしていますが意外と変動するものなんですね。1日で30万円くらいは普通に増減しています。30万円といえば、サラリーマンの1か月分のお給料くらいありますよね。1か月分のお給料が毎日増えたり減ったりする、投資をしていなければ経験できないことです。
こうした経験を通して、わたしは1日に変動する金額がマイナス100万円~プラス100万円くらいの範囲内なら、冷静でいられるなと思います。もちろん明日マイナス100万円になっていたらショックだとは思いますが、焦って売ったりはしないです。時価評価額を約1,000万円とすると100万円は10%です。プラスマイナス10%の耐性はできてきたのかな?と自分では思っています。これって「投資初心者」は卒業できたかな?と思うのですがどうでしょうか。初心者から初中級者あたりにステップアップできたと信じたいです。
たぶんわたしは、明日保有している株式が半分の約500万円になったとしても、今保有している株は処分しないと思います。多少の整理はするかもしれませんが、株式投資自体はやめません。そこから何年かかるか分からないけど、長期的にみれば株式市場はあがっていくと思うからです。そして株式投資は「余裕資金」でやっているから。株式投資しているお金以外にきちんと別でお金を貯めているから、心に余裕があります。わたしはすでに40代半ばですが、まだ20年は株式を保有できる。20年あれば、株価が一時的に暴落したとしても、また回復する時期がくる。そう思えると、投資に対して冷静でいられます。
投資初心者を卒業して、次は初中級者へ。これからもわたしは株式投資を通じて投資経験を重ねていきたいと思っています。
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