こんにちは、みやびです。
実は10月に息子が中学校でケガ(右足骨折)をして、1週間入院していました。
その後しばらくは学校の送迎が続きました。
息子の骨折から約2か月が経過。
現在は松葉杖もとれて、部活やクラブ活動への参加もできるようになりひと安心といったところです。
年明けからは完全復帰できそうです。
本当に良かったぁ~
いろいろ落ち着いてきたところで、今回の骨折騒動の忘備録です。
息子がケガや入院して気づいたこと、感じたことをまとめてみました。
息子の症例は、スポーツする子には決して珍しくない症例と言われました。
もしお子さんが運動系の部活に入っている、またはクラブ活動をしている方には、
こんな骨折もあるのね・・・
と知っておいていただけたら幸いです。
息子の骨折について
診断名は【右上前腸骨棘剥離骨折】みぎうえぜんちょうこつちょくはくりこっせつ
・・・何ですか、それ!?
成長期の子どもは、骨や筋肉も成長途中のため大人ほどしっかりしていない(つまり柔らかい)そうです。右上前腸骨とは、右足の骨盤付近の骨と右足太ももの筋肉がつながっている部分があるのですが、ちょうどその部分の骨のこと。この部分は成長期の子どもの場合、ダッシュやジャンプなど筋肉に対して強い力がかかった時に、その筋肉に引っ張られて、筋肉とつながっている部分の骨がかけてしまう事があるそうです。それが「右上前腸骨棘剥離骨折」です。
注意)あくまでお医者様の説明をわたしなりに解釈して書いています。いち主婦の認識である旨、ご理解くださいませ。もっと正しく右上前腸骨棘剥離骨折を知りたい方は、ググっていただくようお願いします。
・・・よって、成長期の運動する子には珍しくない症例との事でした。
サッカーや陸上。息子のしているソフトテニスなど。
ジャンプやダッシュするスポーツをする子は、その可能性があるという事でした。
この骨折の厄介なところについて
骨折というと上記のイラストのように、骨がボキっと折れてギプスで固定しているイメージがありませんか?
息子のなった右上前腸骨棘剥離骨折は、骨折した場所が足の付け根あたりなので、ギプスなどで固定ができません。
立っている姿からは骨折したようには見えません。
そして、無理をすれば歩くことができるのが厄介です。
息子がケガをしたのは体育の授業中。
体育祭でのリレー練習中でした。
結果としてはリレーでのダッシュ時に【右上前腸骨棘剥離骨折】したという事です。
そしてこの症例は「骨がくっつくまで動かしてはダメ」なものでした。
ところが息子はケガをして、グランドから保健室まで30分以上かけて自分で歩いて移動したそうな。
その当時は息子が骨折しているとは、先生もまわりの生徒たちも思っていなかったと思います。
それでも息子自身で歩いて移動させた対応は、ちょっと酷くないかと、中学校に対して不信感を持っています。
学校の対応は安心できないな、と学びました。
学校からの連絡と診察、入院まで
下記は完全に忘備録です。すっとばしていただいてかまいません。
10/18 15:00 担任の先生からわたしの携帯へ連絡くる
職場の許可をもらい早退して、中学校へ迎えにいく
10/18 16:00 中学校へ到着。息子を車に乗せて近所の整形外科へいく
10/18 17:00 近所の整形外科受診する
この整形外科ではレントゲン撮影の設備しかない病院だった。また息子の状態では痛みで足を開いて撮影できなかったため、提携しているCT撮影できる整形外科へ行くことに。
10/18 19:00 CT撮影の結果【右上前腸骨棘剥離骨折】と診断される
「骨がくっつくまで絶対安静」と言われ、自宅での療養は無理と判断。そのまま入院することになる。
10/18 21:00 息子を病室に残し、いったん帰宅。入院の準備。夕食も終了してからの入院となったため、夕食を買ってふたたび病院へもどる。
10/18 21:30 息子の夕食、着替えの手伝い。
10/18 22:30 帰宅。
とにかく疲れた1日でした。。。
早く診断してもらおうと、近所の整形外科(分院)に連れていってしまったこと。
結果として提携しているCT撮影できる整形外科(本院)へまわされることになったため、直接本院へ連れていけば余計な時間をかけることが無かったと反省しています。
なにより、2度の病院受診は息子には相当負担をかけたと思います。
車の乗り降りもかなり痛がって苦労していましたし、ちょっとした段差も足が上がらない状態でした。
今回の経験で、これまで見たこともないような痛がり方の場合は、はじめから設備の整った病院へ連れていった方がいいな、と思いました。
入院期間について
入院期間は10/18~10/23の6日間でした。
コロナ禍のため、入院中は面会禁止。入院中の荷物の受け渡しも看護師を通して行い、本人には一切会えないように徹底されていました。
わが家は息子が中学生なので、入院中に親がいなくても大丈夫だろうと入院させました。
(本人はものすごく嫌がっていましたが)
これがまだ幼児とか小学校低学年くらいの年齢だったら入院させていたか?悩んだと思います。
やっぱりケガしている訳ですし、1週間まったく会えないのは不安でした。
入院中はラインでのやりとりはできましたが、通話はまったくできませんでした。
そもそも息子は絶対安静での入院。
そのため自分で通話OKのエリアまで移動ができません。
よって会話のまったくない6日間でした。
ふだん息子とはライン通話(塾のお迎えコール)がほとんどでした。
メッセージでのやりとりをしていなかったため、入院期間中のメッセージでのやりとりは大変苦労しました。
言葉がほぼ単語のみ、文章も短かすぎて何を言っているのか分からない。
ラインで普段からメッセージで意思疎通がとれるようにしておくことが重要だと学びました。
退院後の生活について
10/23 夕方退院
●洗面所に椅子を用意
頑丈なクーラーボックスにバスタオルを敷いて長椅子がわりに。
これがなかなか使い勝手がよく、息子にも好評でした。
●1階リビングに息子勉強コーナーを準備
2階への階段上り下りが難しいので、1階ですべて生活できるように準備。
お金関係について
●入院費用は1週間で2万円ほど。
ほとんど初日の個室代と食事代くらいでした。子どもの医療費の自己負担がないのは、本当にありがたいと思いました。
●松葉杖レンタル代が8,000円。
こちらは保証料のため、松葉杖を返却した際に全額返金されました。
息子は3週間使用のため全額返金で実質負担はありませんでした。1か月以上利用する場合は別途追加費用かかるとの事でした。
●通院は2週間に一度、支払いは一切なし。
毎回レントゲンやCT撮影をしていますが、こちらも支払いなし。
●中学校への提出書類(共済関係)のため、病院や会社で書類記入あり。
中学校へは「医療費の状況」について書類提出。入院や通院の際にかかった点数を病院で書いてもらう必要がありました。1ケ月単位で提出必要なので、これまで10月~12月の3か月分は提出済み。後日かかった費用について振り込まれる予定。
会社へは高額医療(入院中)の書類記入を依頼中。
医療費は思ったほどかからないな、というのが実感です。
親の生活について
10/25~11月中は徒歩通学ができなかったので、毎日車で送迎していました。
行きはわたしが担当。
帰りは夫か祖母(わたしの母)が担当。
夫はできるだけ在宅勤務を多くして、その日は迎えを担当してくれました。それ以外の日は祖母が担当。わたしが在宅勤務がない職場なので、夫と母には負担をかけてしまいました。
入院時や入院中の差し入れなど、突発的なものはわたしが時間休で対応しました。
時間のあるときに、子どもの通院や看病などへの休暇制度について確認しておくことをオススメします。
子どもの登校時の荷物が重すぎる!
骨がくっつくまで荷重をかけるな!と言われていたので、登校時のリュックが悩みのタネでした。とにかく重すぎる!そして中学生ともなると、教室まで親がついていくわけにもいかず、駐車場から正門までが精一杯。ここで息子が毎日、教室まで自分のリュックをお願いする子を見つけるのに苦労していました。小学生のランドセルが重すぎる問題も有名ですよね。中学生も重すぎる!この子どもたちの登校時の荷物重すぎる問題は何とかならないものか、、、
まとめ 今回の息子骨折について
●あまりに痛がる場合は、最初から設備の整った病院へ連れていく
●コロナ禍の入院は面会できないため、普段からラインなどのメッセージでのやりとりができるようにしておく
●入院、通院費用の自己負担は少ない。そこまでお金の心配をする必要はない
最後に中学校に対して思うこと
困ったことは、こちらから言わないと中学校は対応してもらえない印象です。
保育園、小学校とくらべると対応がものすごくドライです。
松葉杖期間中のジャージ登校、シューズがはけないのでクロックスの許可、生徒昇降口が遠いので来賓用玄関からの昇降などなど・・・こちらからお願いして実現しました。中学校は「ちょっと図々しいかな?」くらいのお願いをしないと、子どもの生活が確保できないなと感じています。
今回の忘備録。
あくまでサンプル数1の意見ですが、参考になれば幸いです。
長々とありがとうございました!
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