こんにちは、みやびです。
先日、久しぶりに実家で母の手料理をご馳走になりました。
実家とわが家は車で10分程の距離なのですが、
息子が中学生となりクラブ活動がガチンコにありすぎて、
以前ほど実家でご飯を食べる機会が減っていました。
そんなこんなで、久しぶりに実家で晩ごはんを準備していた時のこと。
実家にある食器棚の食器たちが、ずいぶん入れ替わっていたのです。
「食器だいぶ変わったね~」と話したら、
「もうお気に入りの食器しまっていてももったいないから、どんどん使うことにした。」と話してくれました。
母は昔から陶器を集めるのが好きで、
織部焼や萩焼、伊万里焼などの和食器を少しずつ集めていました。
そういった特別な食器は普段使いはもったいない!とお盆やお正月などの
たくさんの人が集まるときに使っていました。
そんなお気に入りの食器たちが普段使いの食器棚に並べられているのを見て、
母も自分の年齢やこれからの時間を鑑みて
今を楽しもう!としてくれているのかな?と思ったのです。
母は今70代。
現在は父と仲良く二人暮らしをしていますが、
父母の二人が元気にあと何回夕食を迎えることができるのだろう・・・と計算してみると、
(あんまり、こういう計算したくないけど)
あと10年二人で暮らすことができれば3650回。
もう少し長生きしてくれることを希望して約4000回。
せっかくですから、お気に入りの少数精鋭の食器で暮らして欲しいと思います。
食器に限らず、身に着けるもの。食べるもの。等々。
母を見ていると、
「毎日やることない、退屈だよ~」と言いながら、
玄関カウンターにはさりげなく庭の花を生けてあったり、
最近孫からスマホのアプリを教えてもらって「ツムツム」にはまっていたり。
知らない洋服を着ていたり。
なんだかんだと楽しそう。
そんな母を見ていて嬉しく思ったのでした。
いつまでも元気でいて欲しいものです。
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