こんにちは、みやびです。
先日我が家にファミリーマートから「端数株処分代金計算書」なるものが届きました。株は「放置」すると大変な事になるよ、という私の失敗談です。
端数株処分とは?
まず端数株処分とは何ぞや?から。
株式投資をしていると、企業同士の合併による株式交換は株式併合などによって、保有株数に端数が生じることがあります。いわゆる端株と呼ばれるものです。
たとえば株式併合によって持ち株数に0.5株というように1株単位に満たない株が生じるケースがあります。こうした1株未満の端株は強制的に一括処理されます。この場合に自宅に届くのが「端数株式処分代金領収証」です。
出典:Money Magazineより
詳しくは下記に時系列でまとめてみましたが、もともと保有していた株が株式併合で「端株(はかぶ)」となり、最終的に私は振込を選択したので、「端数株式処分代金計算書」が届いたという事ですね。なんで今回こんな事になったのか、詳しくみていきます。(自戒をこめて)
今回の端数株処分代金計算書が届くまでの流れ
今回「端数株処分代金計算書」が届いたのは、ファミリーマート株式会社からです。
今回の流れを簡単に表すと下記のようになっています。
今更ですが、今回の事はどんなタイミングで進められてきたのか改めて調べてみました。もう、2度も会社が変わっているのに放置しつづけていて反省しかありません・・・
2015年10月 「株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社の経営統合に向けた基本合意書締結に関するお知らせ」発表
【反省1】ここで、保有している「ユニーホールディングス」が吸収合併⇒ヤバいじゃん!と気づくべきところでしたが、放置。
2016年2月 「株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社との吸収合併契約締結 及び株式会社ファミリーマートと株式会社サークルKサンクスとの吸収分割契約締結並びに商号の変更に関するお知らせ」発表
※ここで、ファミリーマート1株 : ユニーホールディングス 0.138株に
保有していたユニーホールディングス:400株 ⇒ ファミリーマート株:52株へ
【反省2】100株未満となり、松井証券での株式取引ページでも【単元未満株】へ移動 ⇒ しかし【単元未満株】ページがあることも気づいていない状態、放置。
2020年7月 伊藤忠商事が、ファミリーマートに対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化すると発表
※ここで、1株:2,300円の買付価格も発表
2020年10月 ファミリーマートの臨時株主総会で「株式併合の件」承認可決
2020年11月 253,043,334株⇒1株に併合
2020年12月 「株式併合後の端数株処分代金お支払いに関するご案内」が届く ⇒ 振込口座を記入して返送
2021年2月 「株式併合に伴う端数株処分代金のお支払いについて」が届く ⇒ 振込口座への入金確認
●1株当り処分価額:2,300円
●支払金額:119,600円
【反省】長期保有と放置は違う!
今回わたしはいくら損失を出したのか確認したいのですが、正確な金額がわかりません。なぜなら5年以上前に購入した「ユニーホールディングス」時代の購入価格が分からないからです。
まったく確認せず、データのダウンロードも一切していませんでした。なので当時の購入金額を確認する手段がありません。今回の事で初めて知ったのですが、上場廃止銘柄の株価は「Yahoo! ファイナンス」でチャートが確認できないんですね。ここで購入当時の株価が分かれば・・・と思ったのですがダメでした。
当時のユニーホールディングス400株の株数も「端数株処分代金計算書」に記載されていた所有株数:52株から逆算して出した数字です。そして当時の手書きメモに「6月 ユニーHD(8270)600」と残ってました。おそらく400株×600=約24万円くらいで購入していたのでは?少なくとも20万円以上と思われます。
もう、何というか・・・反省、大反省、猛省です。「株は基本長期保有」と偉そうに言ってますが、長期保有と放置は違いますよね。今回の損失約12万円は大変お高い勉強代になりました(涙)が、全て自分の責任です。真摯に受け止めます!
いかがでしたか?
今回はわたしの超ダメダメなお話でした。わたしの失敗が皆さんの参考になれば幸いです。。。
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