こんにちは、みやびです。
みなさん、よくこのフレーズ聞きませんか?
「会社員の夫、専業主婦の妻、子ども2人」の場合・・・
よく国が税金や年金などお金関係の計算するときに使う家族の定義みたいなもの。
この「会社員の夫、専業主婦の妻、子ども2人」って標準世帯っていうんだそうです。
標準世帯とは
標準世帯(ひょうじゅんせたい)とは、日本において夫婦と子供2人によって構成されている世帯の形態を意味する言葉で、元々は国の統計や税金の試算などにおいて使われていた。
ここでの夫婦というのは会社員の夫と専業主婦の妻という形である。旧総理府の1969年の家計調査では、有業者は世帯主一人だけと定義されている。1960年代以降は4人家族が急激に増え、子供の数は2人が主流になり、既婚女性は専業主婦という家庭が6割を占めた。このような世帯が標準世帯となったのは、これが当時に最も多かった世帯であったからだと考えられている[2]。だが標準世帯というのは減少し続けてきており、2010年時点では最も多い世帯の形態ではなくなっている。代わって最も多い世帯の形態は単身世帯となっている。
引用:Wikipediaより
・・・で、引用にもかかれている通り。
この「会社員の夫、専業主婦の妻、子ども2人」のご家庭ってホント少なくないですか???
わが家は共働き、子ども1人なのでアウト。
私の周りを見ても、この標準世帯に該当する家庭が見当たらない・・・
わたしのママ友さん達も皆さん働いているし、
専業主婦の友達は子ども4人いたり、ご主人自営業だったり。
「標準世帯」って標準のはずなのに意外といないなぁと感じています。
標準世帯ってどのくらいの割合か
で、調べてみました。
こちらの表は、わたしの大好きなお国のお堅い資料より。
どの年代でどんな家族構成(世帯構造)かをまとめたものです。
出典:厚生労働省「厚生統計要覧(令和2年度)」より
今の日本では、
※赤枠の部分
※青枠の部分
ざっくりこの2グループがボリュームゾーンになります。
いわゆる「標準世帯」は青枠グループの中にたくさんいらっしゃるはず。
とはいえ、このそれぞれのグループ。
全ての世帯のうち、たった5%以下です。
こんなに少ないのに「標準」って言葉つかうのどうなんだろう?と思うのはわたしだけでしょうか?
「専業主婦の妻」に対する疑問
あとずっと引っかかっているもの。
「専業主婦の妻」ってやつです。
出典:総務省「労働力調査特別調査」、総務省「労働力調査(詳細集計)」より
このグラフ、見たことある方も多いと思います。
昔は専業主婦が多かったけど、現在は逆転してほとんどのご家庭が共働きだよ~っていうのを表しているグラフです。
誰がどう見ても、専業主婦の方は減っています。
それなのにいつもまでも「会社員の夫、専業主婦の妻、子ども2人」を標準にすることに疑問を感じます。
5%以下を標準と定義する日本
「標準世帯」の引用元にも書いてある通り、
国の統計や税金の試算などにおいて使われていた、とあります。
とくに税金とかって、私たちの年金とかにもかかわってきます。
それなのに、いつまでも5%以下の割合しかない「標準世帯」を標準と表現するのはどうなんでしょう?
わたしには難しいことはよく分からないし、お国の統計にもルールがあるのかもしれません。
それでも、ニュースとか年金定期便のようなお便りとか。
私たち国民に何か伝えるときに「標準世帯」で説明するのは時代遅れじゃないかな、と思います。
もっと「単身の方は~」「夫婦2人の方は~」「夫婦+子どもの方は~」と何パターンかあるのが標準だと思うのですが、、、
お上(お国)の皆さま、どうでしょうか。
まとめ
で、ここから私たちが心がけていくこと。
お国が示す「標準」モデルが自分に該当するとはかぎらないから、常に疑問の姿勢をもつ。
どう転んでも対処できるように。
いまのうちからコツコツ。節約。貯蓄。投資。です!
共働きについて思った事を書いた記事です。
コメント